うららかな良き日に、恵まれて松陰道場の桜の花も咲きいろいろな草花も咲き春の息吹を感じる季節となりました。自然一杯の春の境内地をどうぞ楽しみにおこしくださいませ。桜の花と日時計のおさまるあたりでのお写真はお勧めですよ。
先日、宇部市中央町に出来ました川崎美術館に仕事のあい間をぬって参りました。ひとつひとつが唸る様な名品揃いですが、小林古径画伯の「寿老」の絵には暫し足がとまりました。頭巾ころもをはおり泰然と歩む寿老と連れ添うごとく一羽の鶴が描かれています。ともに今、みえない思いやりの絆で結ばれているごとく。寿老が私に語って来られました。
「ようござれましたのう。ほっほっほ あなたは良くこられる ゆっくり よーくごらんじそうらえ ホッホッホ」 神様 自然 寿老と鶴がひとつに生かされていることを実感した時でした。
さて、春からえんぎの良いお話がありました。玖珂の鉄村美代子さんのご子息の達哉さんがこの4月結婚式をあげることになったのです。調度、レインボー見真会が玖珂でありました時、喜びの体験発表。その要旨を紹介しましょう。「私たちが今生きてあるのも、ご先祖様、両親の御蔭と心からの感謝生活をしていますが、長男が30歳を過ぎて、結婚のご縁がなく知り合いの人から、紹介していただきましたが、相手の方が見つかりませんでした。
そんな中、昨年6月に長崎団参練成会に参加したとき、昼食の時間に山下教化部長と同席になり、長男の話を聞いて頂きました。結婚相手の方に巡り合えませんとお話しました。すると教化部長から『大丈夫ですよ。息子さんにふさわしい方が必ず見つかります。私もお世話してあげましょう。』とお言葉を頂きました。
翌月の松陰練成会に参加したときに、山下教化部長から、個人指導を受けました。素晴らしい半身が見つかりますから、聖経読誦と、『すばらしい半身が与えられました、ありがとうございます。』とお祈りをしてください、とお言葉を頂きました。私は毎日祈り続けました。 又、昨年日時計コンテストがあった時に、ぜひ書いてみてと言われ、3ヶ月間「息子に素晴らしい半身を与えていただきありがとうございます。」と書き続けました。
すると、3か月書き終わったころ、見合いの話があり、2週間ぐらい後に見合いをしました。それからお付き合いをするようになり、1月には結婚しますと決意し、さっそく式場の予約ができ、4月9日に結婚式をする段取りとなりました。有難うございました。」まー神様ごとですねー。決まるときサーと瞬くまにきまりますね。
私に出来たことはお名前を5・6回読んでお預かりしたお写真通じてお経をあげたりお祈りしたりすることでした。鉄村さんの素晴らしいところはそれに加えて『日時計日記』に毎日、希望すること・良縁成就を書き続けたことだと思います。